車増産に部材不足の懸念あり

国内自動車大手が今年度下期(2011年10月~12年3月)に計画している大規模増産に関連して、タイヤなどの部材の不足懸念が高まっている。
 ブリヂストンは年末までに新車用タイヤが同社受注分の五%前後にあたる
50万本前後不足する見通しである。
また、バンパーなどに使う樹脂も不足しそうだ。自動車業界では期間工の不足が目立ち始めている。部材・人員の不足が続けば、海外からの調達拡大や
生産の海外シフトが進む可能性もある.
トヨタ自動車など国内乗用車メーカー8社は東日本大震災による減産分を取り戻すため、下期の世界生産を前年同比二割増にする計画。国内でも大規模な
増産に踏み切る構えで、部品・素材メーカーなどに増産計画を伝えている。
しかし、化学など基礎的な素材工場は24時間操業が基本である。緊急時の増産余力は乏しい状態。自動車メーカーの増産計画は素材、部品メーカーの想定を上回っている。
 さらに自動車各社にとっては増産に伴って人員確保も課題だ。トヨタ車体は八月上旬から入社した期間従業員に対して五万円の特別手当の支給を始めた。自動車業界業界での期間工の手当の積み増すのは金融危機前の08年秋以来。また、製造業派遣の時給も上昇しているという。 求人広告サイト運営のディップによると七月の製造業派遣社員の募集時平均時給は前年比約七パーセント高の1071円。
「10月にはバブル期並みの採用何になる可能性がある」という。と日本経済新聞は報じている。